新築の水道引込み工事費用が気になる方へ!水道工事について徹底解説!
「新築水道工事費用ってどれくらいかかるの?…」、「そもそも水道工事って何やるの?…」
上記のような疑問を抱えている方はいるのではないでしょうか?
新築を建てる際に、お見積りに「水道工事費用」が含まれている場合があります。
新築を建てる際に必要になる工事で、数十万円で工事が済んだ方や、百万単位で費用がかかった方もいます。
費用が高くなる原因や、相場がどれくらいかかるのか把握しておくことが重要になります。
本記事では、新築水道工事についてや、相場感などを新築専門工務店が詳しく解説します。
新築での水道の引込み工事とは?
はじめにそもそも新築の水道工事について下記3つに分けて解説いたします。
- 新築の水道引き込み工事①|給水工事
- 新築の水道引き込み工事②|排水工事
- 新築の水道引き込み工事③|屋内外の設備工事
新築の水道引き込み工事①|給水工事
自治体が管理する水道本管(道路下にある公共の水道管)から住宅の敷地内に給水管を引き込む工事です。
引き込んだ給水管には水道メーターを取り付け、使用量を測定できるようにします。
建物内部に水を供給するために、キッチン、浴室、トイレなどの各設備に給水管を配管します。
新築の水道引き込み工事②|排水工事
建物内で使用した水(生活排水)を敷地外の下水管や浄化槽に排水するための配管を設置します。
排水管は重力で水を流すため、適切な勾配が必要です。
これが不十分だと、詰まりや逆流の原因になります。
新築の水道引き込み工事③|屋内外の設備工事
温水を供給するために、給湯器やボイラーの配管も水道工事に含まれることが多いです。
庭や駐車場に水道を引く場合も、この段階で工事を行います。
新築での水道工事費用の目安は?
結論から言いますと、新築の水道工事費用の相場は、「30万〜50万」前後が多いです。
ただし、整形地や区画整理地内である場合に上記の金額感になります。
周辺道路は都道府県などが管轄しているため、水道引き込みを行う場合は管轄している水道局へ許認可申請を行います。
しかし、周辺道路が個人所有している場合があるのですが、その場合は個人から許可を得てから工事をする必要があります。
新築で水道工事費用が高くなる原因は?
新築を建てる際の水道工事費用が高くなる方もいます。
その場所の地形や、設備条件等で高くなる方もいるので、高くなる原因を把握しておきましょう。
- 新築水道工事費用が高くなる原因①|給水引き込みの距離が長い
- 新築水道工事費用が高くなる原因②|地盤や地形が原因
- 新築水道工事費用が高くなる原因③|水道管の口径が大きい
新築水道工事費用が高くなる原因①|給水引き込みの距離が長い
新築水道工事費用が高くなる原因として、自治体が管理する水道本管から新築敷地までの距離が長い場合、その分だけ給水管を引き込む作業が増え、その分費用が高くなる可能性があります。
また、配管の長さや地面を掘る範囲が増えるため、材料費や工事費が高くなります。
新築水道工事費用が高くなる原因②|地盤や地形が原因
新築水道工事費用が高くなる原因として、地盤が硬い場合、掘削作業に時間や特別な機材が必要になり、その分費用が高くなる可能性があります。
傾斜地や高低差のある土地では、ポンプなどの追加設備が必要になることもあります。
結果的に作業が複雑化し、重機の使用や追加の作業時間が必要となるため費用が上がります。
新築水道工事費用が高くなる原因③|水道管の口径が大きい
新築水道工事費用が高くなる原因として、水道管の口径が大きくなるにつれて、給水申込納付金も高くなる可能性があります。
工事費自体はさほど大きな違いはありませんが、水量も増えるため、水道代などのランニングコストも増えてしまいます。
例えば25mmから20mmや13mmに減径すると、基本料金が月1000円程度下がることもあります。
新築での水道工事の注意点は?
新築水道工事を行う際に注意すべき点として、費用の他にも注意することがありますので、下記にて解説いたします。
- 新築水道工事の注意点①|個人所有に注意
- 新築水道工事の注意点②|蛇口数に注意
新築水道工事の注意点①|個人所有に注意
新築水道工事の注意点として、個人で所有している道路には所有者からの同意が必要になります。
他の所有者の同意を得ずに水道工事を進めてしまうと、後々トラブルになりますので、個人で所有している道路は必ず同意を得ましょう。
新築水道工事の注意点①|蛇口数に注意
新築水道工事の注意点として、蛇口の数によって水道管の経口も変わってきますので、注意が必要です。
敷地に引き込む水道管の口径は「13mm」「20mm」「25mm」の3種類あり、口径の大きさによって水圧が変わってきます。
ただし上記の点は注文住宅会社が把握しており、設計段階で織り込んでくれているため確認だけで問題ありません。
新築での水道工事費用は抑えれる?
新築での水道工事費用が高くなる原因と注意点が理解できた上で、下記2つの方法で水道工事費用を抑えることができます。
後々後悔しないように、抑えるポイントも把握しておきましょう。
- 新築水道工事費用を抑える方法①|給水引き込みの距離
- 新築水道工事費用を抑える方法②|複数の業者から選択する
新築水道工事費用を抑える方法①|給水引き込みの距離
新築での水道工事費用を抑える方法として、給水引き込み配管の長さが長いほど費用が高くなります。
そのため、引き込み距離をなるべく短くすることで、少しでも費用を抑えることが可能です。
新築水道工事費用を抑える方法②|複数の業者から選択する
新築での水道工事費用を抑える方法として、複数の業者からお見積もりを取って比較する方法も良い手段といえます。
複数の業者と連絡を取り合い、比較する手間は発生しますが、その他の業者で更に安い金額で対応してれくる業者がいる可能性があります。
まとめ
ここまで新築を建てる際の水道工事について、費用も併せて解説いたしました。
高くなる原因や、注意点を把握しておかないと、後々トラブルになったり、費用が想定よりも大きく高くなる可能性があります。
弊社では、新築を建てた際に細かいサポートも行っております。
具体的なプランや、更に詳しい内容・情報については、お気軽にお問い合わせにてご連絡くださいませ。
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